2019年10月21日月曜日

たくましく生きている。

土日とお祭りです。自分んとこの祭りです。

父さんは前夜祭から参加し、土曜日は朝の7時には家を出ます。
まわしを巻きに。

この辺では、みな、担ぎ手はまわしをまくのです。
フンドシをまわしと呼ぶのです。正式にはドロまわし。種類によれば化粧まわし
ともいいます。


まわしをするとオケツがみえても構わないのです。
恥ずかしかったら祭りには不向きな人種なのです。プラスお毛けがみえる人もいるのです。
無様ですが、気にする人がいるかいないかは
知りません。みえてこちらがラッキーと思えるような人は見えないのです。
みてしまって、アンラッキーと思えるような人が大抵、見えてしまうのです。
残念です。でもやはりどんなイケメンでも毛がはみでたらNGだな。

まわしを撒いてる男は何となくカッコいいのです。いちごも父さんのまわし姿は好きなんです。父さんカッコいいと言ってます。毛は出てません。


で、私は、10時ぐらいから近所の知人宅を見てから2時間程し、家に帰り、疲れ昼寝をして又夕方から夜まで見ました。もちろん娘も一緒に。
おんぶしながら、靴紐がほどけたら靴紐を直しながら、抱っこしながら。

すっごく疲労困憊しました。それが関係しているかはわからないけど

夜中、頭に激痛が起き目を覚ましました。
初めての経験。長い時間激痛を感じ疲れてる父さんを起こしました。痛くて痛くてたまらない。頭皮が痛くて鉢に刺されチクチクした痛さ。左頭頂部全体に広がっていく痛さ。
皮下出血してないか鏡も見たけど全く何も変わらない。恐怖感もありました。このまま意識が飛んだらどうしよう。隣にはスヤスヤ眠るいちごちゃん。この子を残すわけにはいかないと
生死を彷徨う気持ち。生死は彷徨わずにすみました。けれど翌日も頭に痛みがあり、父さんが心配して、私は自宅で休息することに。




で、いちごちゃん。

そのいちごちゃんが寝る前に言ったのが

『あした、いちごのこと、Aちゃんがみてくれるんやろ』


Aちゃんは父さんが祭りに参加し出した頃に仲良くなった近所のお姉ちゃん。高校2年生。


いちごは2回程しか会っていないけど覚えている。Aちゃん祭り好きで朝から晩まで友達とみている。


任せよう。


任せました。


日曜日。

いちごは父さんと昼から参加。

父さん、昼休憩で一旦帰ってきて軽トラの荷台に、若い衆が5人程のり、いちご乗り込む。
いちごと父さんは助手席ね。荷台には高校生の女子が2人。お願いしますとバイバイし
仔羊達は売られていく。いや、仔羊と野郎達。

その後自宅に、戻ったのが5時ごろ。

お宮から父さんて歩いて帰ってきたみたい。

宮ではお姉ちゃんにみてもらい、楽しく過ごしたようです。


ママが居なくも楽しめたいちご。
おっさん臭いトラックに乗れたいちご。
千円を渡し、お腹空いたら食べよと言ったのに、コーラフロートにスーパーボールすくいにくじ引きをしたいちご。
宮から自宅まで45分は歩いたであろういちご。
人混みの多い中迷い子にならずにちゃんと
お姉ちゃんといたのね。

有り難い高校生。
見ず知らずの5才をみてくれて。

いやしかし、ほんまにたくましいよな。
立派だよ。あんたは。

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